会告
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地理科学学会会長 由井義通
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2025年度地理科学学会秋季学術大会(第43回シンポジウム)のお知らせ
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地理科学学会では,下記の通り2025年度秋季学術大会(第43回シンポジウム)を開催しますので,多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。本シンポジウムは,会場のみの開催とし,オンラインとの併用は行いません。参加にあたって事前申し込みをお願いします。申し込みはGoogle
formからお願いします。ただし,当日参加も可能です。
申込先:https://forms.gle/UVnaUtDUrPgKqXNd6
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記
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主 催:地理科学学会
テーマ:持続可能な社会の形成を目指す地理教育―ESD実践の過去・現在・未来を視点に―
日 時:2025年12月6日(土)12:30~16:40
会 場:RCC文化センター:601室
参加費:500円(学生・大学院生は無料)
オーガナイザー:阪上弘彬(千葉大)、河野晋也(奈良教育大)
趣 旨:
地理教育は2002年のESD(持続可能な開発のための教育)登場以来,その実践の中核となる存在として位置付けられ,研究が進められてきた。ESDの登場からすでに20数年の月日が経過し,持続可能な社会の形成を目指す地理教育に関わる理論研究・実践研究ともに数多くの成果および課題が蓄積されてきた。また2017/2018年告示の学習指導要領では小学校社会科,中学校社会科地理的分野,高校地理歴史科地理科目を中心に持続可能な社会に関わる学びが多く盛り込まれ,また現状では次期学習指導要領に向けた議論がなされている。このように学術的,教育政策的文脈からみても,持続可能な社会の形成を目指す地理教育は,これまでの成果・課題を総括しつつ,今後の展開・展望を考える時期に差し掛かっているといえる。
本シンポジウムでは,地理教育におけるESD実践の過去および現在の成果と課題を批判的に振り返り,今後のESD実践の未来を考えながら,持続可能な社会の形成を目指す地理教育についてフロアを交えて協議していきたい。
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プログラム:
12:30-12:40 開会・趣旨説明
<報 告>
12:40-13:00 阪上弘彬(千葉大)・中村光則(広島県立広島叡智学園):持続可能な社会の形成をめざす地理教育のこれまで―研究・実践・政策の面からの整理―
13:00-13:20 今井貴秀(藤岡市立藤岡第一小):持続可能な社会形成に向けた基礎的な力を育成する小学校社会科の授業実践
13:20-13:40 河野晋也(奈良教育大):学習者の変容を促すESDの学習方略―小学校社会科の実践事例を通して―
13:40-13:50 休憩(10分)
13:50-14:10 見島泰司(広島大学附属福山中・高):国を越えてつなぐ地理教育とESDの実践―教育現場での挑戦と成果―
14:10-14:30 首藤慧真(広島県立教育センター):持続可能な社会の担い手を育む高等学校地誌学習の単元開発―空間概念とシステム思考を基にした空間形成へのまなざし―
14:30-14:50 岩村拓哉(山口県立下関西高):持続可能な社会を構築する資質・能力を育む高等学校における地理学習の実際
14:50-15:10 宮﨑沙織(群馬大):持続可能な社会の構築に向けた”解決志向型”の地理教育カリキュラムの構想―国内外のカリキュラム比較を通して―
15:10-15:25 休憩(15分)
<コメント>
15:25-15:40 由井義通(広島大)
<総合討論>
15:40-16:30 総合討論
16:30-16:40 閉会
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注意事項:
• Google formは一人一通での申し込みをお願いします。
• 会員控え室は用意しません。
• 今大会では巡検ならびに一般研究発表,懇親会は実施いたしません。
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会場のご案内
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会場のご案内:
RCC文化センター:〒730-0015 広島市中区橋本町5-11
https://maps.app.goo.gl/8NadscLVPkt97R4B6
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◆連絡先:地理科学学会 集会専門委員会
〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3 広島大学文学部地理学教室内
電話:082-424-6656 FAX:082-424-0320
地理科学学会ウェブサイト http://www.chiri-kagaku.jp/
E-mail:shukai@chiri-kagaku.jp
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